温泉とは何か?  

 

 

 ●温泉とはどんな定義なのでしょうか?。
  『「温泉」とは、地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は、物質を有するものをいう。』・・・と温泉法に定義されている。 解り易くすると「地上で摂氏25℃以上であるか、別表に書いてある成分を含んでいるか」で温泉と認定されるのです。
  めでたく、温泉に認定された場合は施設等で「温泉」という文字を掲げることができますが、 この「温泉」という看板が掲げられないと「沸かし湯かな?」と思われ、大きな集客効果は望めないといえます。

 ●本来温泉とはどのような活用だったのでしょうか。
  昔から沸いていた温泉などでは、動物(猿や熊など)が湯に浸かり傷を治していたとされており、この事からも解るように主に怪我・病気治療として利用されておりました。
 しかしながら、今日これだけ医療が発達する中で温泉が望まれる理由は他にもあります。現代人が抱える病気は、精神面から影響される事が多くなり、これらを治療するために自然の中で生活するのもよいとされ、今でもなお多くの人に支持されいる理由の一つです。勿論、病気でなくとも、余暇の有意義な過ごし方として利用されています。

 ●では、一体どこに温泉があるのか。
  先にも書いたように、有名な温泉地では昔から自然に湧出したものを利用していましたが、今日の温泉は「井戸を掘削して湧出する」方法が主流となっています。勿論見えない地下を掘る訳ですから、確実とは言いがたいところではあります。しかしながら、大概の地域では温泉が湧出する「可能性」はあると言えます。
 勿論、昔に電気は無かったため、自然湧出する温泉を求め、長旅をせざるを得ませんでした。しかしながら、今日では掘削技術と設備技術の向上で身近に温泉を掘削(湧出)させる事が可能になったのです。

 この様に、温泉とは誰もが望む非常に魅力的なアイテムと言えます。決して簡単な事ではありませんが、「温泉効果」は予想以上に大きいのかもしれません。

 
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