東北地域について  

 

 

 東北地域の中央部は邦須火山帯、日本海側は鳥海火山帯があり、これらの地域は第三紀層といわれる新しい地質地域でもある。(地質年代が新しい程、地熱が高い傾向にある)

 日本海側の平野部は新潟油田、ガス田と同様な地質地域で、これらの地層でも温泉は高温泉の湧出帯である。
 一方、太平洋側の岩手県八戸から宮城県の多賀域を結ぶ地域は、火山帯もなく古生層といわれ、地熱の低い体積岩地域で冷鉱泉しか出ない。また、湧出量も少量地域と言われている。
  しかし、地震の多い地域でもあり、亀裂(断層帯)の多い地域と考えられ、大深度(1500m以上)掘削により30℃〜40℃の温泉の可能性があると考えられるようになってきた。

 温泉の少ない地域での温泉の付加価値は大きく、観光面だけでなく、福祉・予防医療・過疎対策等にもその一助となります。

 
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