関東地域について  

 

 

 那須・富士・乗鞍・鳥海と4つの火山帯がある地域で、福島・茨城の太平洋側や、東京・埼玉・千葉神奈川の東京湾側や静岡の東南地域、新潟平野等はこれらの火山帯から外れている。
 しかし、これら関東平野の国道16号線内側地域(千葉市、春日部、大宮、川越、八王子、横浜市)は、深層熱水型温泉の湧出地域であり、温泉湧出の可能性は高い。(千脈の深度は一定ではない)
 また、新潟・富山平野、千葉県の中央部も油田、ガスに由来する地域で「関東平野型(熱水深層タイプ)」の高温泉が出ている。
  静岡−糸魚川構造線を境に、その東側地域は、第三紀・第四紀層と言わる比較的新しい地域で深層熱量も多くさらに4つの火山帯が通っており、アルプス山脈造山帯は、火山性高温地域となっている。

 温泉開発のむづかしい地域、高温泉の出にくい地域は福島・栃木・茨城・千葉の太平洋側の房総半島・三浦半島・静岡の太平洋側の地域であるが、これらの地域でも高温泉が出ない訳でもない。
 大深度掘削や、有望な泉脈があれば、高温泉開発は十分可能性はあると考えられます。

 
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