まずは、住民に温泉を!

 

 

 

 温泉掘削が終了し、温泉成分を行ってもらう事で晴れて温泉認定されます。大概の場合、このタイミングで記者発表を行い、住民にも「温泉」の話題で持ちきりになるでしょう。しかし、この温泉を利用する施設が完成するまでは、住民は温泉が利用できません。公共発注した温泉掘削の場合、いろんなケースが考えられますが、主は住民による税金で賄っています。ですから、まずは、住民に温泉を利用出来るようにする事が望ましいと思われます。

 ●では、どのような温泉利用施設を整備するのか?
 やはり、一番良いのは仮設温浴施設です。小規模でも男女各一槽と、簡単なくつろぐ場所を備えます。計画的に予算を決定しておかなければなりません。勿論、仮設温浴施設の建設が無理な場合もありますが、その場合は温泉ポンプ・温泉タンクを設置し、温泉スタンドで住民に利用してもらうのも方法の一つと言えます。

 ●仮設施設効果
 仮設施設は、主に住民が気楽に入れるを中心に考えます。これは、その後の本施設設置に向け、住民一丸となって盛上げていく意識付けにもなります。また、仮設時期から県外にピーアールを行えば、本施設オープン時に更に多くの反響が得られるでしょう。
  地域住民が「うちの温泉は、いい温泉だ」という意識があれば、必然と温泉の話は県外までも広まるでしょう。

 
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